( ‘A`)ども、「ラブホのバイトあるある フロント編」をお送りしたい、ラブホのポコマンさんです。
どんなお仕事にも存在する”あるある”ですが、もちろんラブホにだって、これでもか!というレベルであふれかえっています。
1日中、清掃に追われるルームとは違い、肉体面での疲労は希薄といえますが、
朝から晩まで接客に従事するフロントは、ワガママ放題な輩が矢継ぎ早に訪れることも珍しくありません。
そういった意味では、精神面が試される職種とも言えるでしょうか。
以下では、ラブホのフロント経験者が、遭遇する(かもしれない)あるあるを紹介しています。
目次
- 1 ラブホのバイトあるある「フロント編」|デリのデビュー戦を見送って複雑な気持ちになる
- 2 ラブホのバイトあるある「フロント編」|ルームキーがないと騒ぎ出す
- 3 フロントが聞き飽きてるセリフ「近所のホテルも満室ですか?」
- 4 ラブホのバイトあるある「フロント編」|ルームキーの返却が雑
- 5 ラブホのバイトあるある「フロント編」|女の戦場
- 6 ラブホのバイトあるある「フロント編」|ワンオペ時の責任感がハンパない
- 7 ラブホのバイトあるある「フロント編」|傘をビニール袋に入れてくれない
- 8 ラブホのバイトあるある「フロント編」|ルームのミスでも謝るのは受付
- 9 殺気立つルームに戦慄を覚える
- 10 ラブホのバイトあるある「フロント編」|内線恐怖症
- 11 フライドポテト揚げてるタイミングでキャンセル要請
- 12 まとめ
ラブホのバイトあるある「フロント編」|デリのデビュー戦を見送って複雑な気持ちになる
デリの利用客はホントに多くて、半数がそうじゃないの?と思うぐらいです。
男性がひとりで訪れて、静かにチェックインを済ませ、エレベーターへと消えていくわけですが、
しばらくすると今度はハデな女性がやって来て「○○号室入りま~す」と、フロントに声をかけてくれます。
部屋番から察するに、さっきの男性のところへと行くんだな、という事がうかがえます。
女性も慣れている感じなんですけど、たま~にスタッフと思われる男性と一緒に現れては、「頑張ってね」とか言われて、見送られる女性がいます。
業界未経験なのか、とにかくデビュー戦であることに、間違いはありません。
モニター越しに彼女の人生模様とかを勝手に想像してしまい、なんとも言えない気持ちになることも。
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ラブホのバイトあるある「フロント編」|ルームキーがないと騒ぎ出す
面と向かって接客することは稀なフロントは、内線電話によるやり取りが、主だった業務内容のひとつです。
通常であれば、コスプレやマッサージ器具のレンタルを要望するコールがメインだったりしますが、
チェックアウト直前になり、客室を開閉する「ルームキーがない!」と、騒ぎ出すカップルがそれなりにいます。
十中八九、チェックイン時にカギを挿しっぱなしにしてたというオチで、相手をする側も大変です。
フロントが聞き飽きてるセリフ「近所のホテルも満室ですか?」
ラブホは客室に限りがあります。
利用者が増えやすい金曜日の夜や連休などは、早いもの勝ちの激戦区となります。
ホテル内に入ってみないと満室かどうかは分からないことも多く、タッチパネルを見て、初めて満室と気が付かされるパターンも多いと思います。
「近くのホテルも満室ですか?」
とか聞いてくるお客様も多いのですが、常時機嫌の悪いBBAフロントほど
「そんなもん知らねーよ!」です。
ラブホのバイトあるある「フロント編」|ルームキーの返却が雑
王手飛車取り!みたいな感じで、トレイのところにピターン!と叩きつける人もいれば、放り投げるようにポーン!と投げてよこす人も結構多いです。
あとは、順番待ちが出来ない性分なのか、フロントで手続きしてる先客がいるにも関わらず、
横入りしてルームキーを無理やり、よこしてくる人などなど、やりきれない気持ちにさせられる場面とも言えるでしょうか。
ラブホのバイトあるある「フロント編」|女の戦場
フロントで働くのが女性の場合、DQN客と戦わなければいけないのと同時に、畏怖の存在である同僚のBBAとも対峙しないといけません。
性格がこじれてしまった一部のBBAは、主に精神攻撃を得意とするため、自分よりも若くて業界経験の浅い女をターゲットに、
- ネチネチ嫌味を言う
- 露骨な暴言を浴びせる
- 上司やルームに不利益になるようなウソを吹き込む
などなど、とにかく醜女の極みをかましてきます。
日常会話も愚痴と、どうでもいい情報ばかりなので、一緒に仕事していてものすごく疲れます。
ラブホのバイトあるある「フロント編」|ワンオペ時の責任感がハンパない
平たく言うと心細いんです。
特に深夜帯だと、支配人やたまに顔を出すような社員もいないし、前述のBBAだっていないので、シフトやホテルの状況によっては、単独でフロントを任される事になります。
- 変な客こないだろうか?
- おかしな内線が来たらどうしよう?
- トイレ行ったら無人のフロントになっちゃう
- 警察沙汰、起きたらどうしよう
ココロの奥底より湧き上がるのは疑念ばかりです。
勤務中に起きた出来事すべて、自己判断となりますので、客あしらいに慣れるまではプレッシャーもそれなりです。
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ラブホのバイトあるある「フロント編」|傘をビニール袋に入れてくれない
タイミングにもよりますが、雨の日だってラブホの利用客が途切れることはありません。
ちゃんと傘用のビニール袋を用意しているのに利用する人は、ほんのひと握りです。
皆さん傘の先端から伝う水滴で大きな水たまりを作っては、好きな部屋を取り、チェックインしていきます。
人気が途絶えたらモップを担いで、水滴除去の作業に取り掛かります。
雨の日はちょっとしたハードワークです。
ラブホのバイトあるある「フロント編」|ルームのミスでも謝るのは受付
清掃を担当するルームは影の存在であり、ラブホでは黒子的なポジションです。
- 部屋が汚い
- 客室のお風呂に水滴を拭き取ったタオルが置かれたまま
等、クレーム=即フロントなので、自分には非がないとしても平謝りする事になります。
自分のせいじゃないのに…と理不尽さを感じる時もあるでしょうか。
殺気立つルームに戦慄を覚える
曜日とか、季節柄にもよりますが、夕方16~18時台は、休憩客が一斉に帰り支度をはじめて、帰宅ラッシュへと身を投じます。
ルームは一息つける待機所に一度も戻らないまま、ずっと清掃に追われることも珍しくありません。
物言わぬ清掃待ちの部屋が、何部屋もあるため、忙殺真っ只中のルームは余裕を奪われ機嫌が悪くなります。
人によってはフロントから来た電話の対応も、荒々しくなります。
でもルームにも言い分があります。
清掃を行っている最中のチームが3班あって、そのうちの1チームが緊急清掃という、とにかく超スピードで部屋を作ってね!
という要請を受けていたとして、BBAは空気読めないから緊急清掃チームに、出前をお願いして来たりするんで、そりゃキレるよねって話です。
ラブホのバイトあるある「フロント編」|内線恐怖症
外線からも、しょーもない電話が掛かってきますけど、いちばんやり取りを重ねるのが客室からフロントへの直通である内線電話です。
- 出前はまだか?
- レンタル品が届かない早くして!
- 時間差の単品注文
- 痴話喧嘩(警察呼んで!)
などなど、クレームにも近い電話や、利用客の都合に振り回されることもしばしばです。
人によってはTwitterで毒吐き用の裏垢をつくり、不満を書き込んだりして怒りをどうにか処理するのですが、
あまりに内線が集中すると、電話のコール音を聞いただけで、ちょっとした恐怖を感じてしまうという人も、少なからずいるみたいです。
フライドポテト揚げてるタイミングでキャンセル要請
全国には、フードメニューは専ら電子レンジでチン!なラブホもあれば、それなりの食事を提供するラブホもあります。
後者の場合だと作るのはフロントの役目だったりします。
フロントに嫌われるのは、作業工程が面倒な料理や、客室まで持っていくのが大変な熱々のメニューです。
なかでもフライドポテトは、マクドナルドには及ばないけど、定番メニューとしてそれなりに人気があります。
小腹が減った深夜のおつまみとしても最適です。
オーダーが入ったら、重い腰をあげながらフライパンと格闘します。
いい感じで揚がってきたな!と調理してたら内線が来て「すみません、やっぱりキャンセルでお願いしま~す。」とか、のたまう奴いますよね。
注文後、すぐに取り下げるならまだ理解できます。
しかし、15分以上が経過してるのに、揚げ物キャンセルとか人間として相当ではないでしょうか。
まとめ
日々、さまざまな人間模様が垣間見えるラブホのフロント。
接客という名の人間関係に辟易してしまうことも間々あるでしょうか。