ども、ラブホフロントの仕事内容について言及してみたいと思う、ラブホのポコマンさんです。
フロントの仕事は体力的にはイージーです。
何故ならデスクワーク中心だからです。
それでも、清掃であるルームさんと比べると運動量皆無だけど、何故だか辞める人が続出するケースも多いように見受けられるのが、フロント業務だったりします。
彼(女)らは、普段どんな感じで受付業務に追われているのか?
ネットに書かれているように本当に楽なバイトなのか?
以下ではホテル業界の裏側を紹介します。
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ラブホのバイトあるある|フロント編
- 1 ラブホのフロントは接客業務が基本
- 2 フロントはお金の管理があるので責任重大
- 3 イタ電、外線、内線と電話応対業務が多い!
- 4 日本人は制服好き!コスプレの洗濯・アイロンがけ
- 5 シェフじゃないけど炒めたりチンしたりと簡単な調理も
- 6 モップ掛け、雨の日は仕事が増えるフロント業務
- 7 シャンプーの詰め替え作業もフロントの仕事
- 8 各種ウェルカムサービス品の補充
- 9 利用客に代わって出前の注文や受け取り
- 10 ラブホフロントの敵は女?ベテランBBAという魔物
- 11 ラブホフロントは清掃スタッフと良好な関係を築けるか?
- 12 誰もが手を焼くDQN客をあしらうのもフロントの仕事
- 13 ラブホのフロント•仕事内容に関するFAQ
- 14 まとめ
ラブホのフロントは接客業務が基本

メインとも言える接客業務です。
デリの利用客がひとりで来ることもあれば、定番のカップルというケースもあります。
利用料金が前払いのラブホであれば、現金やクレジットカードのやり取りをはじめ、
無料で利用できるウェルカムドリンクやシャンプーがある旨を告げたりと、
定型文のようなセリフをスラスラっと言えるようになると、一人前のフロントさんといった感じです。
男女の割合について

ラブホのフロントといえば、女性というイメージが強いかもしれませんが、男性スタッフもいます。
必ずしも女性だけのの職場というわけではありません。
ただ、6:4、もしくは7:3くらいの割合で女性が定着していると言っても過言ではありません。
男子禁制の先入観もあるかもしれませんが、20代の男性フロントもいれば、イケオジな雰囲気の男性もいたりと、ラブホの数だけ様々な男性が稼働しています。

ラブホフロントは男性でも働けます。
フロントは大勢ではなく1~2人体制

右も左も分からない新人さんの頃は、経験者が接客や、機械の操作などをしっかりと教えてくれます。
早ければ1ヶ月後くらいには、時間帯問わずしてワンオペとして、フロントを任されることになると思います。
当初は2人で過ごすことになりますので、ハズレの人と当たると最悪です。
「若い女の子×BBA」(新人×教える方)の場合、後者の性格が終わっていると、1週間も経たないうちに辞めたくなるかもしれません。
清掃だと求人への食いつきが悪いのか、とりあえず楽そうなイメージのフロントで応募をかけるラブホもあります。本人としてはフロント希望なのに「最初の1ヶ月は研修としてメイクをやってもらいます」とか、何かしらの理由をつけて清掃班に回されるというケースもあります。
フロント仕事の雰囲気

髪色が金髪だろうと、ハデなピアスやネイルを光らせようとも、ラブホの顔である接客が務まらないようでは、今後の契約更新にも響きます。
そして、フロントに来客があると、なかろうと、ワチャワチャ騒ぐような職場ではないので、おのずと静かな雰囲気になりがちです。
せいぜい1~2人しかいないので、「ギャハハハハハハ!!」とか、盛りのついた高校生集団みたいに大騒ぎすることは、まずないと思ってもらって構いません。
また、ラブホによってはフロントとルーム(清掃)兼任のところもありますし、以下で説明するとおり、
対人接客をメインとしながらも、同時にこなす仕事は色々とありますので、おしゃべりに花を咲かせているヒマは案外無いかもしれませんね。
フロントはお金の管理があるので責任重大

フロントの裏側には機械がたくさんあります。
小銭は専用のトレーに並べられ、すぐに取り出せるように、むき出しになっています。
たとえ少額でも、お金が足りない…となると大ごとなのです。
フロントのお仕事で、いちばん責任感が伴う場面と言っても過言ではありません。
スーパーやコンビニのレジ打ち経験者ほど、親和性が高い部分とも言えるでしょうか。
盗難が多いのはラブホの備品
売上金が盗まれた!持ち逃げされた!という話は聞いたことがありません。
その代わり、以下のような被害は日常茶飯事というとちょっと語弊があるものの、まったく無いわけではないと思います。

ロッカー荒らしには、まいったよね。カギかけてても、落ち着いて仕事に集中できなかったし。
遅番でいつも数独やってたオジサンが犯人でしたね。

イタ電、外線、内線と電話応対業務が多い!

長らくラブホフロントをしてると、鳴ってもいないコール音で目覚めたりするそうです。
それぐらい、電話に出る回数や、やり取りをする回数が多いという裏返しなんだと思います。
音で仕事をするのがフロントだったりします。
内線の場合(滞在中の利用客からのコール)
ラブホの利用客はどうしてかワガママです。
- 頭が痛い
- お腹が空いた
- 爪を切りたい
- タバコが切れた
- バスタオルが足りない
- スキンをもっとください!
- セロハンテープありませんか?
と、さまざまな要望が電話を通じて寄せられます。
その都度、オーダーの入った部屋に、ご所望の品々をデリバリーします。
配達だけはフロントではなく、手の空いてる清掃の担当である場合もあり、ラブホによって多少、異なります。
外線の場合は変態の相手に辟易
大半が何かしらの問い合わせです。
利用料金など、ネットで調べればいい事を、イチイチ聞いて来ます。
フロント歴の長い人ほど「またかよ~」と呆れます。
また、モンモンとした職場だと思われているのか、卑猥ないたずら電話も多めです。
おい。ラブホにイタ電してくる奴。
Xより引用
免疫力強めなラブホ従業員にイタ電してきてなにがおもろいんだ?
かけるとこ間違ってるぞ。
常習犯か初犯かもわかるわ。出直してこいよ。
当然、女性フロントが狙い撃ちされますが、
忙しくてイチイチ相手にしてられないので、迷惑でしかありません。
クレーム処理もフロントの仕事
外線、内線問わずして電話が来ます。
清掃チームのミスでも頭を下げるのはフロントなので、
時と場合によっては、「なんで自分が…」と、怒りや悲しみに支配されることでしょう。
よくある苦情の内容
- お風呂場のニオイがきつい!(カビキラー使いすぎ)
- お風呂場に濡れたタオルが置きっぱなしだった
- ○○がない(ハブラシなどのアメニティ)
- 空調が効かない!
日本人は制服好き!コスプレの洗濯・アイロンがけ

ベッドシーツなど、各種リネンは専門の業者に発注するため、ラブホ内で洗濯することはありません。
ただ、コスプレ衣装が無事に返却された場合(よくパクられる)は、洗濯機を回してきれいにします。
洗濯機が終わったら、専用のケースにしまうため、最後の仕上げにアイロンをかけます。
そんな時に限って、わんさか利用客が押し寄せたりするので、あっちもこっちもと、
複数のタスクをこなせないと務まらないのが、ラブホのフロント業務でもあります。
レンタル衣装TOP3といえばコレ!

人気の衣装はラブホによって異なるかと思いますが、上記画像の3着が安定した人気を獲得しているのではないでしょうか。
会員だとレンタル無料になるホテルもありますが、衣装のクオリティに関しては、大半がドンキレベルといっても過言ではありません。
過度な期待を持てないのがラブホのコスチュームだったりします。
シェフじゃないけど炒めたりチンしたりと簡単な調理も

別に調理師の免許なんて必要ありません。
業務用冷凍庫に収められているブツを、レンジでチンするだけの簡単なお仕事です。
- フライドポテト
- ホットドッグ
- ハンバーグ
など、簡素な食事ではありますが、お値段も300円台後半ぐらいの価格で利用できるため、意外と人気商品だったりします。
ただ、ラブホによっては炒めたり、焼いたりとか、簡単な調理をしないといけないところもあります。
モップ掛け、雨の日は仕事が増えるフロント業務

主にフロント周りに限定されますが、特に雨の日はウェットになりがちです。
客の出入りがなくなったタイミングを見計らって、モップで汚れと水滴を除去する必要があります。
フロント内部の掃除も自分たちでやったりします。
シャンプーの詰め替え作業もフロントの仕事

今はどこのラブホもサービス品の提供に力を入れていると思います。
オシャレなラブホほど、フロントに無料で持ち出せるシャンプーボトルが、ズラリと並んでいたりします。
ラックスやDianeなどなど、旬のブランドは人気があるため、利用率も高く、返却後につぎ足したり、水滴をぬぐったりします。
フロントにある持ち出し自由のシャンプー人気ランキング
独断と偏見のポコマン調べ。(肌感覚も含まれます。)
横にスクロールできます。
No.1
ダイアン

ベーシックボトル(茶色)以外の白やエメラルドグリーンとかあると喜ばれると思う。
No.2
ラックス

黄金のボトルは容器からして高級感アリ!って感じ?
No.3
ツバキ

「いち髪」と僅差って感じですかね。


各種ウェルカムサービス品の補充

うまい棒などの駄菓子、シューアイス、ドリンクバーなど、小さな手さげのバスケットに入れて持ち出せます。
無料なので、たくさん持っていく人もいるけど、1~2個食べて満足したのか、残りを放置して帰るカップルも多いです。
未開封の場合は、清掃スタッフがおいしく頂いちゃいます。
利用客に代わって出前の注文や受け取り

ピザやそばなどの店屋物、最近だとウーバーイーツもやってきます。
提携してるのか分かりませんが、ラブホの近所にあるそば屋さんは、顔なじみである場合が大半です。
ちょっと…な配達の人もごく稀にいて、「オラー!!」とか奇声をあげながら入店してくることもあります。



フロントのおばちゃんも分かっているので邪険に扱ってましたけど、なんか相手が不憫に見えたので、ポコマンは「こんにちは~」と、最低限の挨拶だけはしてました。
ラブホフロントの敵は女?ベテランBBAという魔物

皆さんは、ラブホで働いているフロント女性と聞いて何をイメージしたでしょうか?
大半の人がオバチャンを想像したかもしれませんが、強ち間違いではありません。
もちろん、20代の若い女性もいますが、平均年齢は高めの職場と言い切っても、語弊はないかもしれません。
それぐらい、オバチャン率が高めです。
正直、フロントが1週間と経たずに辞めてしまう、一番の原因がBBAの存在であり、くだらないイビりだったりします。
- 不平不満を聞かされる
- プライドだけは高い
- 新人潰し(自己保身)
- グチグチ言われる
- ダメ出しが多い
- 誰かの悪口
たいして広くもないフロントで仮にアナタが女性だった場合、性格の悪いBBAと組まされたら、おおよそで上記のような被害に遭うと思います。
正直、これも仕事のうちなのかもしれませんが、人間関係の良しあしがダイレクトに反映されるのが、フロントです。
もちろん、中にはやさしいオバチャンもいますけど、人間関係に恵まれるか?も、ラブホバイトを長く続けるうえでの重要な要素のひとつになります。
ラブホフロントは清掃スタッフと良好な関係を築けるか?

フロント同士、仲良くしないと長続きはしません。
対岸の存在である清掃スタッフのルームさんたちともある程度の、人間関係を築く必要性があります。
主な理由としては、フロントが受注したオーダーを、最終的には清掃スタッフに委託しないといけない場合があるからです。
お互い仕事内容が、完全に独立しているようなラブホなら話は別ですが、上述のようなスタイルを敷いている職場だと、普段のコミュニケーションが、かなり効果を発揮します。
特に、ピザなどの出前を客室に届けるのが清掃スタッフだと、電話で伝達して取りに来てもらわないといけません。
普段の関係性があるかないかで、かなり温度差が出ます。
これは仕事だから、とドライに徹するか、ある程度、距離を縮めるか?スタイルもさまざまです。

5段階評価でフロントの応対が2とか低い場合は、うわべだけでも仲良くしてくれてるフロントさんだと可愛そうだから、ゴミ袋行きにして、もみ消したりしてます。

誰もが手を焼くDQN客をあしらうのもフロントの仕事

接客業の延長ですけど、基本的に客層が悪いラブホは、一定の割合でDQNに遭遇する場合があります。
延長料金にゴネる
フロントは、チェックインの際に、延長が発生する旨はお伝えしませんのでお気を付けください、みたいなことを言うんですね。
これは暗に、所定の時間以上に滞在すると延長料金がかかるんだけど、そういったことはわざわざ電話で言わないから、時間配分に気を付けてね。って意味なんです。
それでもルーズな奴は多いので、フロントにルームキーを返却した際に、追加料金を告げると
「はぁ!?」
「なんで余計に金払うんだよ!」
「聞いてねーよ!」
とか言ってすごんできます。
特に女連れの男なら嵩にかかってきます。
何ならフロント内部に入ろうとするやつもいて、女性だけだと怖い目に遭う可能性も、万にひとつあります。


ラブホフロント泣かせの泥酔客
マジうぜ~のひと言だと思います。
客室が吐瀉物にまみれる光景が目に浮かびます。
できればお帰り願いたいタイプの利用客です。
大人数で来るDQNをさばくのも仕事
お前らその大人数で、ひとつの部屋にチェックインするつもりかよ!ってな具合です。
ノリノリのパーリーピーポーには常識的な言語が通用しません。
肉体言語でフルボッコにしたいところですが、そうもいかないので、ラブホで定められたルールを説いていくしかありません。
当然ゴネます。


ラブホのフロント•仕事内容に関するFAQ

まとめ

部屋から部屋へと渡り歩くのが清掃班。
受付として座っていられる時間が長いのがフロントです。
それでも、パートナーとなるような同僚の人間性が低いと、とてもじゃないけど楽とは言えません。
肉体的にキツイのが清掃、精神的に辛いのがフロントのデメリットと言えるかもしれません。
その代わり、同僚や上司に恵まれると、それなりに楽しいお仕事になる…カモ。