( ‘A`)ども、むかし整骨院に通っていた時、覆いかぶさるようにして体を圧迫して、骨の歪みをアジャストするという施術内容があるんですけど、女性の先生に当たった際「これはもしや…!」と内心期待していたら、密着するところだけ巨漢男にバトンタッチされて、ガッカリしたことがあるラブホのポコマンです。
今回は、清掃であるルームさんと比べると運動量皆無だけど、何故だか辞める人が続出するケースも多いように見受けられる、フロントについて言及してみたいと思います。
彼(女)らは、普段どんな感じでお仕事に追われているのか?ネットに書かれているように本当に楽なバイトなのか?
ポコマン目線でフォーカスしてみました。
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目次
【ラブホ】フロントの主な業務内容
Ned Snowman / Shutterstock.com
ホテルによって割り当てられるパートが若干、異なる場合があります。
- 接客
- お金の管理
- オーダー処理
- 洗濯・アイロンがけ
- 調理
- モップ掛け
- シャンプーの詰め替え
- 各種サービス品の補充
- 出前の受け取り
接客

メインとも言える接客業務です。
デリの利用客がひとりで来ることもあれば、定番のカップルがやってくることもありますが、
利用料金が前払いのラブホであれば、現金やクレジットカードのやり取りをはじめ、
無料で利用できるウェルカムドリンクやシャンプーがある旨を告げたりと、
定型文のようなセリフをスラスラっと言えるようになると、一人前のフロントさんといった感じです。
ラブホのフロントは女性がやるもの、というイメージが強いかもしれませんが、男性スタッフもいるので、必ずしも女性の職場というわけではありません。
お金の管理

フロントの裏側には機械がたくさんあるんですけど、小銭なんかは専用のトレーに並べられていて、すぐに取り出せるように、むき出しになっています。
たとえ少額でも、お金が足りない…となると大ごとなので、フロントのお仕事では、いちばん責任感が伴う場面と言っても過言ではありません。
スーパーやコンビニのレジ打ち経験者ほど、親和性が高い部分とも言えるでしょうか。
オーダー処理

ラブホの利用客はどうしてかワガママです。
タバコが切れた、お腹が空いた、頭が痛い、バスタオルが足りない、爪を切りたい、セロハンテープありませんか?スキンをもっとください!と、さまざまな要望が電話を通じて寄せられます。
その都度、オーダーの入った部屋に、ご所望の品々をデリバリーするのですが、配達だけはフロントではなく、手の空いてる清掃の担当である場合もあり、ラブホによって多少、異なります。
洗濯・アイロンがけ

各種リネンは専門の業者に発注するため、ラブホ内ではたらいているスタッフが洗濯することはないのですが、
お客様の使ったコスプレ衣装が無事に返却された場合(よくパクられる)は、洗濯機を回してきれいにします。
洗濯機が終わったら、専用のケースにしまうため、最後の仕上げにアイロンをかけます。
そんな時に限って、わんさか利用客が押し寄せたりするので、あっちもこっちもと、複数のタスクをこなせないと務まらないのが、ラブホのフロント業でもあります。
調理

別に調理師の免許なんて必要ありません。
業務用冷凍庫に収められているブツを、レンジでチンするだけの簡単なお仕事です。
フライドポテトやホットドッグ、ハンバーグなど、簡素な食事ではありますが、お値段も300円台後半ぐらいの価格で利用できるため、意外と人気商品だったりします。
ただ、ラブホによっては炒めたり、焼いたりとか、簡単な調理をしないといけないところもあります。
モップ掛け
主にフロント周りに限定されますが、特に雨の日はウェットになりがちなので、タイミングを見計らってモップで汚れと水滴を除去する必要があります。
フロント内部の掃除も自分たちでやったりします。
シャンプーの詰め替え

今はどこのラブホもサービス品の提供に力を入れていると思いますが、オシャレなところほど、フロントに無料で持ち出せるシャンプーボトルがズラリと並んでいたりします。
ラックスやDianeなどなど、旬のブランドは人気があるため、利用率も高く、返却後につぎ足したり、水滴をぬぐったりします。


各種サービス品の補充

うまい棒などの駄菓子、シューアイス、ドリンクバーなど、小さな手さげのバスケットに入れて持ち出せます。
無料なので、たくさん持っていく人もいるけど、1~2個食べて満足したのか、残りを放置して帰るカップルも多いです。
未開封の場合は、清掃スタッフがおいしく頂いちゃいます。
出前の受け取り

ピザやそばなどの店屋物、最近だとウーバーイーツもやってきます。
ラブホにウーバーしたの誰だよ pic.twitter.com/lCCbBRSYWL
— ぽんこつちゃん😈🎀コラボ中🈳は10/23〜 (@xxxp_qxxx66) December 20, 2020
提携してるのか分かりませんが、ラブホの近所にあるそば屋さんは、顔なじみである場合が大半ですが、ちょっと…な配達の人もごく稀にいて、「オラー!!」とか奇声をあげながら入店してくることもあります。


フロントのおばちゃんも分かっているので邪険に扱ってましたけど、なんか相手が不憫に見えたので、ポコマンは「こんにちは~」と、最低限の挨拶だけはしてました。
フロントの敵はフロント?ベテランBBAという魔物

皆さんは、ラブホで働いているフロント女性と聞いて何をイメージしたでしょうか?
大半の人がオバチャンを想像したかもしれませんが、強ち間違いではありません。
もちろん、20代の若い女性もいますが、平均年齢は高めの職場と言い切っても、語弊はないかもしれません。
それぐらい、オバチャン率が高めです。
正直、フロントが1週間と経たずに辞めてしまう、一番の原因がBBAの存在であり、くだらないイビりだったりします。
- グチグチ言われる
- 不平不満を聞かされる
- ダメ出しが多い
- 新人潰し(自己保身)
- プライドだけは高い
- 誰かの悪口
たいして広くもないフロントで仮にアナタが女性だった場合、性格の悪いBBAと組まされたら、おおよそで上記のような被害に遭うと思います。
正直、これも仕事のうちなのかもしれませんが、人間関係の良しあしがダイレクトに反映されるのが、フロントです。
もちろん、中にはやさしいオバチャンもいますけど、人間関係に恵まれるか?も、ラブホバイトを長く続けるうえでの重要な要素のひとつになります。
清掃スタッフと良好な関係を築けるか?

フロント同士、仲良くしないと長続きはしませんが、対岸の存在である清掃スタッフのルームさんたちともある程度の、人間関係を築く必要性があります。
主な理由としては、フロントが受注したオーダーを、最終的には清掃スタッフに委託しないといけない場合があるからです。
お互い仕事内容が、完全に独立しているようなラブホなら話は別ですが、上述のようなスタイルを敷いている職場だと、普段のコミュニケーションが、かなり効果を発揮します。
特に、ピザなどの出前を客室に届けるのが清掃スタッフの場合だと、電話で伝達して取りに来てもらわないといけないため、関係性があるかないかで、かなり温度差が出ます。
これは仕事だから、とドライに徹するか、ある程度、距離を縮めるか?スタイルもさまざまです。

5段階評価でフロントの応対が2とか低い場合は、うわべだけでも仲良くしてくれてるフロントさんだと可愛そうだから、ゴミ袋行きにして、もみ消したりしてます。

ラブホバイト、フロントが手を焼くDQN客

接客業の延長ですけど、基本的に客層が悪いラブホは、一定の割合でDQNに遭遇する場合があります。
延長料金にゴネる
フロントは、チェックインの際に、延長が発生する旨はお伝えしませんのでお気を付けください、みたいなことを言うんですね。
これは暗に、所定の時間以上に滞在すると延長料金がかかるんだけど、そういったことはわざわざ電話で言わないから、時間配分に気を付けてね。って意味なんです。
それでもルーズな奴は多いので、フロントにルームキーを返却した際に、追加料金を告げると
「はぁ!?」
「なんで余計に金払うんだよ!」
「聞いてねーよ!」
とか言ってすごんできます。
特に女連れの男なら嵩にかかってきます。
何ならフロント内部に入ろうとするやつもいて、女性だけだと怖い目に遭う可能性も、万にひとつあります。


泥酔客
マジうぜ~のひと言だと思います。
客室が吐瀉物にまみれる光景が目に浮かびます。
できればお帰り願いたいタイプの利用客です。
大人数で来るDQN
お前らその人数で、ひとつの部屋にチェックインするつもりかよ!ってな具合です。
ノリノリのパーリーピーポーには常識的な言語が通用しないので、肉体言語でフルボッコにしたいところですが、そうもいかないので、ラブホで定められたルールを説いていくしかありません。
当然ゴネます。


まとめ
部屋から部屋へと渡り歩く清掃班と違って、座っていられる時間も長いフロントですが、パートナーとなるような同僚の人間性が低いと、とてもじゃないけど楽とは言えません。
肉体的にキツイのが清掃、精神的に辛いのがフロントのデメリットと言えるかもしれません。
その代わり、同僚や上司に恵まれると、それなりに楽しいお仕事になる…カモ。