( ‘A`)ども、ラブホから逃げる方法を立案してみたい、ポコマンさんです。
2021年6月1日(火)東京・立川のラブホ「C」において、当時19歳の男が引き起こした非常に凄惨な事件は、テレビでも大きく取り上げられるなど、世間の注目度も高かったと感じています。
ネット住民や旬のコメンテーターからしたら所詮は対岸の火事にすぎません。
しかし、他人事とは思えないのが同業のデリ関係者(特に女性キャスト)であり、彼女たちを震撼とさせたのは、記憶に新しいところではないでしょうか。
被害者の実名報道の是非ばかりがクローズアップされがちですが、今後も似たような出来事が起きないとも限りません。
そこで、ラブホで毎日のように過ごし、ホテルの構図や仕様を熟知しているポコマンが、緊急避難時どのように立ち回るのが最適なのか?脱出プランを真剣に考えてみました。
ちょっとした知識があるか無いか、が今後の分岐点にもなるはずです。
事件概要はYouTubeで
外部リンク
https://www.sankei.com/article/20210618-F2BBPYFW3NMPHGBKIEASVDJ5R4/
客室がオートロック式の場合
仕組みを理解したうえで、咄嗟の状況判断と瞬発力がものをいう、かもしれません。
仕様
いわゆる自動精算機のお部屋です。
チェックアウト時に、客室の扉やその付近に設置されている端末です。
現金もしくはクレジットカードで決済を済ませます。
採用しているというラブホも多いのではないでしょうか。
特徴としては、以下のような感じです。
- 入室すると施錠される
- 基本的に滞在中の外出ができない
- お金を払わないと出られない
- 利用者にとって閉ざされた密室である
- 解錠はフロント頼み
仮に身の危険を感じて女性キャストがフロントに電話をかけたとしても、
「お相手(男性)の許可が必要になるので解錠できません」と言われるのがオチだったりします。
それに緊急時、悠長にフロントと電話をしているヒマもないと思われるので、以下のような脱出プランが推奨されます。
カバー用非常装置を見つける
火災や地震、不意の停電など、非常時に手動で扉をこじ開けるための装置になります。
扉の上に位置している場合もあれば、ドアノブのすぐそばに設置されている例もあります。
ポイントはさまざまですが、緊急時は上を見ろ!(もしくはグリーン色のカバーに着目)というのを、頭の片隅に置いておいてもよろしいかもしれません。
使い方は最初に保護ケースを割る必要があります。
非力な女性は自分のヒールなど靴で思いっきり叩けば、ノブやサムターンが露出して、解錠可能となります。


【ラブホから逃げる方法】廊下はセーフゾーンになり得るか?

運よく客室の外に出られたとしても安心はできません。
階下のフロントに向かうためのエレベーターが、なかなか来ない。
何でもない日常のラブホであっても、よく起こり得るケースです。
そんなとき、どこに逃げ込めば良いのか?対応策を提案します。
廊下のいちばん奥は非常階段

ホテルの利用客が使用できる非常階段はせいぜい1つです。
廊下の両端に非常階段が設けられているラブホもありますが、どちらかはスタッフ専用だったりします。
誰でも利用可能な非常階段であれば、下へ降りていけばタッチパネルなどが陣取るフロントに到着するか、もしくは1階にある従業員の待機所に出くわすか、です。
少なくともフロントが、もぬけの殻ということは、まずあり得ないため、助けを求められる可能性が高くなります。
注意点としては、選択したルートがスタッフ専用の非常階段だった場合です。

一応は1階まで行けるのですが、使用済みリネンの袋を山積みにする集積場である場合があり、パンパンに詰まった袋が立ちはだかる状況だと、扉までたどり着けない可能性も普通に考えられます。
ちなみに、スタッフ専用の非常階段かどうか?の見分け方はありませんが、2つある場合はエレベーターに近い方が、利用客に適した非常階段と言えそうです。


ピンポンしまくる
オートロックではないラブホじゃないと効果が見込めませんが、片っ端からインターフォンを押しまくる作戦です。
滞在中の部屋は赤色など、ランプに明かりが灯っているため、利用中かどうか?は判別可能です。
点灯している部屋は誰かがいる場合が多く、デリや出前が到着したのか?とでも勘違いして、開けてくれる見込みがあります。


火災報知器を鳴らす

人間はどうしてか火事にだけは敏感な生き物です。
悲鳴をあげても誰も助けに来てくれなかったとしても、けたたましい非常ベルだけは別格です。
ラブホ従業員が現場に急行するなど、必ずリアクションが訪れるはずです。
廊下のいちばん奥はリネン庫の場合も

ベッドメイキングに欠かせないリネンが平積みされた小部屋です。
ほかにもウェルカムドリンクや駄菓子なんかもストックされていたりしますが、カギはないので、その気になれば誰でも入室可能です。
中にはテレビモニターが設置されていますが、電話があるかどうかはラブホにもよると思うので、身をひそめるなど、一時的なエスケープには使えるかもしれません。


半開きの客室は清掃中
ラブホの客室は清掃時、扉をサンダルやストッパーなどで常に半開きにしておく必要があります。
理由としては、部屋の明かりがすべてOFFになってしまう仕様だからです。
もし、廊下に飛び出して、ドアが少し開いていて、なおかつ聞きなれない外国語や、にぎやかな会話が聞こえてきた場合、ルーム(清掃)がいる可能性が極めて高いです。
少なくとも1~3人はいるはずなので、助けを求めることだって可能です。


ラブホ豆知識

非常階段に防犯カメラはない
ホテルによってはあるのかもしれませんが、防犯カメラの監視が及ばない区画もあると思ってください。
厄介なやつともみ合いになったとしても、モニターに映ってない場合は、大声でも出さない限りは誰も気が付きません。
デッドスペースである死角には要注意。
フロントへの直通電話は基本的に「9番」
ナイトワークの女性であれば常識かもしれませんが、フロントへは9番でつながります。
なかには、口コミを賑わせる、いい加減なスタッフもいます。
人選という点においては、当然のごとく当たりハズレはあります。


客室内にカギをかけられる場所はない(と思った方が賢明)
相手の程度にもよると思いますが、なかにはトイレやお風呂に閉じこもって、お店のスタッフが駆けつけてくるまでの時間を稼いだことがある…
というキャストもいるのではないでしょうか。
お風呂であれば、扉を押して中に入るため、籠城する場合、こじ開けようとする相手に対して、内側から押し返すパワーが必要になります。
反対にトイレの場合は、引くタイプの扉が多いと思うので、内側から引っ張る力が求められます。
カギがないトイレも増えているので、くれぐれも注意してください。
窓は大きく開けられない
2Fくらいの高さからなら何とかなるかもしれませんが、バコーン!と窓を全開にできる客室はあまりなく、高層階に限られてしまいます。
まとめ
被害者女性は当初、隠語を使ってお店にSOSを求めていたと言われています。
あらかじめ、どんな文言でシグナルを送るか?など、男性スタッフとキャスト間とで約束事を決めておくことも重要なのかもしれません。
以上、ラブホから逃げる方法、でした。