( ‘A`)ども、客室の有料冷蔵庫はビールとスポーツドリンクがよく売れている印象を受ける、ポコマンちゃんです。
さて、今回は故意かどうかは別として、我々清掃班が「お前ふざけんなよ!」と、姿なき利用客に対して、ブチ切れた瞬間を思い起こして、それらをひとつずつ書き記していきたいと思います。
接客業やサービス業ならでは、「対人間」の面倒くささが垣間見えるかもしれません。
目次
余計な仕事を増やす利用客の所業

なんでキレるかといえば、忙しい時間帯に限って、面倒なことをしてくれるからでしょうね。
内部事情に詳しい者の犯行か

お風呂掃除のタブーは、髪の毛が落ちてるとか、水滴の取りこぼし、もしくは掃除用のタオルの置き忘れ等です。
長らくラブホでバイトしている男性であれば、お風呂掃除の大変さを知るものですが、
何をしたら一番イヤがるか?
くらいは容易に想像がつきます。
もうね、お風呂の扉が閉まっている時点で嫌な予感MAXです。
ついでに換気扇がOFFになっていればリーチ、扉の向こうからザーーーーっ!!とか聞こえたら確定といっても過言ではありません。

- お風呂の窓を閉める
- お風呂の扉も閉める
- 湯舟いっぱいにお湯を張る
- 換気扇を切る
- とどめに蛇口からお湯を出しっぱなしにする
この状態が続いたらお風呂内は一体どうなるでしょうか?
壁はもちろんのこと、天井や扉の内側だって水滴だらけになります。
ついでに浴室はサウナみたいに暑いし、明らかにラブホバイト経験者の犯行としか思えません。


ローション風呂
湯舟にお湯を張ったまま帰るお客様は多いのですが、なかにはヌルヌルの感触を楽しみたいのか、ローションを入浴剤代わりに入れる人がたまにいます。
休憩での利用ならシャワーでサーっと流すだけでOKなのが、相手はヌルヌル魔人なため、バスマジックリンをしこたま吹きかけて、スポンジでこする手間が発生します。
洗い流しても「まだヌルヌルしてんじゃないの?」と、お風呂を手で触ったりと、不安まではなかなか拭いきれません。
帰宅ラッシュが起きやすい夕方4~5時台にこんなお風呂に当たると、さすがにキレますよね。


オレ(私)のセンスはこうだ!

客室はベッドがあって、大型液晶テレビ、テーブル、ソファといった調度品があります。
清掃班は決められた配置に沿ってアジャストするんですけど、たまに模様替えをしてくれているお客様もいます。
とくにテーブルとソファの位置が180度、変わっていたなんてこともあり、「ほぉ、これが貴様のインテリアコーディネートか..!」と、感心してしまうこともあります。


排水溝には魔物が棲んでいる

人はなぜお風呂の排水溝にいろいろなものを捨てていくのでしょうか?
- ラーメン
- 歯ブラシ
- ウソコ


ベッドすべてがビッチョビチョ
お前さんのテクがすごいのはよくわかった!
頼むからリネンの下にある中敷きまでビチョビチョ、ヌルヌルにするのは勘弁してください!!ってなケースです。
ベッドにはシーツが敷かれているのですが、その下にはもう1枚、中敷きが存在しています。
シーツを貫通して、中敷きまで濡れていると、さすがに交換しないといけないため、ベッドメイキングの人が大慌てでリネン庫までダッシュするハメになります。


中抜きマン
メンバーズカードとか、防犯カメラの映像などから、特定の人物であることはすでに周知されているのですが、アメニティに細工を施す輩がいます。
コイツは部屋にあるアメニティ類をすべて持ち去るのですが、どうしてかお風呂にある無香料のボディシャンプーをピンポイントで中抜きしていきます。
何がいちばん困るかと言えば、ボトルの中身を水に入れ替えてしまうという点です。
カモフラージュしているつもりなのか分かりませんが、さすがに掃除毎にシャンプーボトルの中身チェックなんかやってられないので、

フロントから「例の人、来てます。気を付けてください。」という電話をもらっていないと、気が付かずに、次のお客様に水の入ったボディシャンプーを提供してしまうことも。





まとめ

こんな出来事もふくめて、ラブホバイトのキツいところではないでしょうか。