( ‘A`)ども、コンビニはセブンイレブン派なポコマンちゃんです。
今回は、ハードな日常をすごす清掃員のための、手抜きマニュアルを公開したいと思います。
ラブホ清掃は最初に、時間をかけて入念に部屋をきれいにする本掃(ほんそう)のやり方を、教わると思いますが、慣れた頃には仕事内容のハードさに気づかされる、という人も多いのではないでしょうか。
正直なところ、バカ真面目に掃除をこなしていると、体がいくつあっても足らないどころか、膝や腰など、いつかどこかを痛めてしまう可能性もはらんでいます。
露骨な手抜きはすぐにバレるかもしれないので、要点はきっちりと押さえつつ、利用者にとっては、”知らぬが仏”な時短清掃を身に着けてみてはいかがでしょうか。
お風呂掃除の時短方法

ラブホ清掃の重労働のひとつであるお風呂は、夏場はもちろんのこと、真冬でも数をこなしていると、スリム体型の人でも汗ばんでしまうほどです。
とにかく熱気や湿気、カビとの闘いの連続ですが、手の抜き方はいくらでもあります。
シャンプーボトルの交換をしない

交換の目安はホテルによって異なると思いますが、神経質にニューボトルをおろしていては、お風呂と倉庫を行ったり来たりと、ムダに体力を削るばかりです。
ポコマンも一時期は、中番の人たちが楽できるだろうとか、新しいボトルの方が使う人も気持ちが良かろうと、部屋ごとにせっせと交換していましたが、段々とバカらしくなってきたのと、ちょっと頑張りすぎカモ…と思い、辞める事にしました。
シャンプーやボディソープの交換は、液体の残量が底をつきそうな時でも十分だと思います。


排水口を洗わない

中には開けたくもないという人もいると思います。
マジで汚いし、臭いし、この世の最悪が詰まったような場所ですが、本掃のたびに粘液状になったハイターみたいなのを使って洗浄していたら、次第に臭いがしなくなっていったのを覚えています。
もちろん例外もあって、いくらきれいにしても、依然として悪臭が漂う手遅れな排水口もあります。
悪臭は精神汚染も引き起こすので、あまり長居しない方が得策です。


排水口内部には歯ブラシとか、本来ないはずの物が捨てられている場合もあるので、少しだけフタを開けて確認するなど、点検程度に済ませるのも、時短テクニックです。
目地をこすらない

お風呂によってはカビが目立つ部屋とかありますけど、亀の子たわしや、ハンドブラシを使って目地部分をゴシゴシこする地味な作業が待っています。
真っ黒なカビ、放置すればやがては大物へと成長を遂げるであろう黒カビ予備軍は、簡単に落ちる場合と、塗料で上塗りするしかない場合があり、ひとつ一つバカ真面目に相手をしていてもキリがありません。
今日はカビ掃除をやらない日を、自分の中であらかじめ決め打ちしておくなど、見てみぬふりというスキルも、意外と大切です。


湯船をシャワーだけで流す

最初はスポンジを使って浴槽を洗いますが、そのうち手抜きを覚えてバスマジックリンをしこたま吹きつけ、シャワーで一気に洗い流すだけ、というやり方にシフトすると思います。
さらに時短をするなら、最初に目立った汚れがないか?浴槽をよく観察することです。
そして手で触って、ザラザラしない場合、スポンジも洗剤も使わずに、熱いシャワーでザザ〜っと洗い流すだけで済む場合があります。
もし、お風呂を使った形跡がないのであれば、シャワーもいらないため、水滴除去の手間も省けます。
ルームの時短方法

ルームとは、お風呂を除いた客室を清掃する人を指す場合が大半です。
女性のイメージも強いですが、男性がこなす場合もよくあります。
ベッドメイキングもルームさんの役割です。
電動マッサージ器具はビニールをかぶせるだけ

先端がグレー色に染まった業界の有名人は、ホテルにより、客室に常設されています。
巾着袋に収まっていたり、宝箱みたいなケースに伝説の宝具よろしく収納されているのを見た事があるという人もいるでしょうか。
ヘッド部分は除菌済みと書かれた透明のビニール袋で覆われているのですが、この文言を信じるか信じないかはアナタ次第です。
何故ならラブホには時短清掃が存在するからです。
除菌といっても得体の知れない除菌スプレーをシュシュッと吹き付けるだけだし、中にはご丁寧にも溝部分をブラシでこする人もいますが、ブラシ自体は思いっきり使い回しです。
そして、これらの過程を全て飛ばしてビニール袋をかぶせるだけの場合もあり、これこそが究極の手抜きテクとなります。


トイレは流すだけ

まずはトイレ内をよく観察です。
きれいであればトイレマジックリンも不要なので、ナプキン用のゴミ箱をチェックして、トイレットペーパーを三角折りにして、最後に流せばOKです。
ハタキをかけない

シャンデリアとか液晶テレビの裏側とか、いつの間にかホコリが降り積もったり、溜まり込んでしまうポイントがあります。
ハタハタする奴でホコリを絡めとるのですが、やってもやらなくても変わらない事も多いため、ある程度の手抜きや省略が可能です。
エアコンのフィルターを掃除しない

ラブホで窓なんて開ける利用客はごく少数なため、室内の空気は悪く、フィルターはすぐにでも汚れが蓄積され、グレー色のホコリで覆われています。
ブラシで掻き取って、掃除機で吸い取るというのが、主だった作業ですが、フィルターが汚くてもエアコンは普通に稼動してくれるため、少々の手抜きなら何とかなります。
まとめ

ときに真面目なサボりも大切です。






















