ども、客室清掃には、効率よくできる順番が存在すると考える、ラブホのポコマンさんです。
作業用モニターから発せられる女性ボイスをきっかけに、よっこらせ~とばかりに重たい腰をあげて、火元確認や清掃待ちの客室へと急行するのが、ホテル業界のルーム(清掃班)です。
通常であれば、深夜のワンオペを除いては、1チーム3人がベーシックだったりします。
ただ、客足が鈍りやすい月曜日の早番(9時~10時スタート)であったり、緊急事態宣言の影響を受けてシフトを減らされたなど、いつもより少ない人数で客室清掃を行わないといけないケースも増えています。
一人あたりの作業負担はマシマシ。
効率良く作業にあたらないと、体力をムダに失い、退勤時間が迫る頃にはバテバテだったりします。
以下では、2人で客室清掃に当たるシチュエーションを想定して、効率良く清掃ができるであろう順番を立案してみました。
関連記事
1:客室清掃の手抜きポイント
2:客室清掃どれくらいで慣れる?
客室清掃の効率重視は、共同作業と分散作業

ポコマンがツーマンセル(2人1組)の時によくやっていた効率化は以下です。
班決めで組む人が決まったら「今日はこの順番で行きましょう」と簡単なミーティングを行うなど、予め決め打ちしておきます。
これにより、お互いに共通のビジョンが生まれます。
相互理解がはかどり、客室に踏み込んだ際の行動にも、明確性が出て効率がよくなります。
【客室清掃】効率よくできる順番|窓を開けて換気+α

ラブホは臭い!
とにかくチェックアウト後の客室は臭い!
悪臭はクレームにもつながりますし、元々埃っぽい場所でもあるので、少しでも窓を開けて新鮮な空気を取り込みます。
ラブホの窓はちょっとしか開かない場合も多いですけど、閉めっぱなしよりかはマシです。
ここでもうひとりの相方は、別の作業にあたります。
- 忘れ物がないか?チェック
- コンビニBOXの利用はあるか?
- お風呂の栓を抜く、換気扇がOFFならONに
等など、同時並行により、頭数の利を活かします。

【客室清掃】効率よくできる順番|ベッドメイキングは初手

その気になれば単独でも行えるベッドメイキング。
しかし、コンビがいるのだから、協力しない手はありません。
いちばん最初に面倒な共同作業を済ませることで、残りの時間をそれぞれの持ち場で使えるため、精神的にもゆとりが生まれます。
仮に相方が不仲な相手でも、ベッドさえ整えてしまえば、自分の仕事に集中できるのは大きなメリットです。


【客室清掃】効率よくできる順番|お風呂&トイレ

本掃のときはお風呂番がトイレも兼任します。
休憩掃にシフトした際は、女性のパートナーがトイレもやってくれていたので、ポコマンのケースではありますが、体力的に楽をさせてもらっていました。
効率ではなく、時短を狙いたいのであれば、排水口をスルーなど、バレ(にくい)ない手抜きを行うことで、お風呂にかける所要時間をショートさせることも可能です。


【客室清掃】効率よくできる順番|洗面台&ガラステーブル

ソファの前に陣取るテーブルをガラスマジックリンできれいに拭き上げます。
次に分厚いカタログやテレビのリモコン、灰皿などを所定の位置にプレース。
次に洗面台のアメニティ類を補充したり、ドライヤーの風量をチェックします。
そして使用した痕跡があればグラスを洗うなど、水仕事に取り掛かります。
特段、難しいとか面倒が発生するパートではないかと思います。
仕上げに掃除機をかける

客室の各パートの清掃を終えたら、最後の仕上げ的な感じで、掃除機をかけて床をクリーンにします。
同時にパートナーが、抜けや見落としがないか、目視による点検をざっと行います。
退室際にファブリーズをふりまいて、ラブホ従業員の痕跡を消します。


まとめ

最初に作業工程となる行動指針を話し合い、掃除に取り掛かる順番を決めておく。
それこそが効率化への1歩、かもしれません。























