ども、本日の深掘りキーワードは「客室清掃 いじめ」です。
学校や職場など、人間関係が介在する場所ほど、大なり小なりのいじめがクローズアップされることもあるかと思います。
現代では細分化もすすみ、いじめ以外にパワハラ、セクハラなど何かしらのハラスメントも横行していたりします。
清掃業は世間からちょっと下に見られやすい職種のためか、
ろくでもない人間が集まる=程度が低い=いじめが起きる…
といった負の方程式でも出来上がっているのかもしれません。
検索エンジン上では、客室清掃のいじめの有無や内容、真相などを求めてリサーチしているネットユーザーが、後を絶たないようです。
以下では、ラブホの内情を知るポコマンの経験と、ネット検索の結果を加味しながら、実態についてまとめてみました。
客室清掃の現場から報告される、いじめとは?
解釈や線引がむずかしい、いじめの定義。
ネット検索で頻繁に報告されている内容といえば、もっぱら以下のような項目です。
ラブホというよりかは、ビジホに多い印象です。
- 挨拶をシカトされる
- 新人つぶしとも言えるイヤミ
- 自分よりも立場が強い上司にウソを吹き込む
正直、客室清掃に限らず、どんな職種でも起こりうるような、幼稚なアクションばかりです。
挨拶をシカトされる
職場で人間関係を築くには挨拶が基本です。
それをシラ~っと無視された日には、ちょっと落ち込みますよね。
何かをきっかけにシカトが始まることもあると思います。
稼働初日に元気よく挨拶に行ったら相手にされなかったなど、いくつかのパターンが考えられます。
どちらにせよ相手からコミュニケーションを拒絶されると、どうしようもありません。
アチコチのラブホでケンカしては飛び出し、転々としてた前科モンには初回の挨拶を無視されたことあるな~。
挨拶したら負け!とでも思ってるんでしょうね。
新人つぶしとも言えるイヤミ
掃除なんて誰にでも出来る仕事!とか思われがちですけど、ラブホをはじめとした客室清掃は、覚えることは少なくありません。
洗面台ひとつ取ってもアメニティの配置が決まっているため、すぐにでも覚えないといけません。
補充の抜けがあれば、利用客から「歯ブラシないよ」とか指摘され、クレームに発展することも間々あります。
重箱の隅をつつく、ではないですけど、細かい部分ばかりネチネチ言われたり、アレもだめ、ココもダメ、とダメダメストームが吹き荒れる、ダメだしばかり言ってくるBBAとか実際にいます。
何がダメなのか?は絶対に教えてくれません。
ダメの烙印ばかり捺されてしまい、改善点を見つけられず、新人さんほど自身を失います。
2~3日くらいで辞めてしまうなんて話は、よく見聞きします。
もしかすると女性ほど、狙い撃ちされやすいのかもしれません。
お局BBAが2〜3人で徒党を組んで、結局グチグチ言いたいだけなんでしょ。
ストレスの捌け口ってやつなのかもですね。
自分よりも立場が強い上司にウソを吹き込む
- 仕事をサボってる
- ミスばかりしてる
- 誰々の悪口を言っていた
かんたんに言えば、事実無根の吹聴ってやつですね。
真贋を見極められる人物であれば良いのですが、真に受けたりされると非常に厄介です。
上に取り込むのがうまいやつっているよね。
動物的な勘が、はたらいてる感じですよね。
客室清掃はいじめよりもパワハラ?
「客室清掃 いじめ」というキーワードだけを見ると、従業員同士の関係を連想しがちです。
一方で、支配人や上級職員、ホテルに入ってる別会社の社員など、
自分の上に立つ人物であったり、役職は意外と多いです。
店長から追い回される
ポコマンが、はじめてラブホ業界の門を叩いた時の出来事です。
初日は気さくなおじさんに教えてもらい、無事に過ごすことが出来ました。
そして迎えたバイト2日目は店長と呼ばれる男性と一緒のチームでした。
まだまだ勝手は分からない状態で、客室に入っても何をしていいのかもよく分かりません。
テレビの脇に置かれていた空のペットボトルは見落とすし、ベッドメイキングに必要なリネンのセットはうまく運べず、店長からスピード!スピード!と速度ばかり要求されて、ミスを連発してしまいました。
結果はわずか2日間の稼働でクビになってしまい、苦い経験となりました。
いじめられたという感覚はないんだけど、今思えば何かしらのハラスメントに該当するのでは?って思うカモ。
この前、そのラブホの前を通りかかったら、若い兄ちゃんがパンパンに膨らんだリネン袋を出してました。
人件費削減のあおりを受ける中番
新型ウイルスの蔓延に伴い、緊急事態宣言がはじめて発令されたのは、2020年4月でした。
繁華街からは人が消え、ラブホの利用客が1日5組前後になり、売上げは激減です。
ラブホバイトの人たちもシフトを減らされ、人件費削減の動きが活発になったのも、この時期だったと記憶しています。
その後、新しい生活スタイルに順応した人たちを中心に、遠ざかった客足は回復。
しかし、シフト減でもある程度は、仕事を回せると感じたのか、夕方からの中番だけは少ない人数で仕事を課せられる事になりました。
今までは1チーム3人が当たり前でした。
休憩利用でごった返す18時以降の時間帯であっても、1チーム2人で回すという事態が、平常化してしまったというわけです。
当然、中番からは時給は変わらず、仕事量だけは激増だ!と、ブーイングのストームも
「今までが多すぎたんだ」という鶴の一声で、うやむやになってしまいました。
いじめというか、ハラスメントになるのか、圧政って感じだよね。
中番の人だけ可愛そうです。
外国人が多いラブホの客室清掃は、いじめがない?
あくまでポコマンのケース、正直なところいじめなどはなく、仲良くしてもらえました。
面接の際も、どんな人が働いているのか?今後待ち構えている人間関係に対して、すごく不安でした。
しかしながら、面接官から「私は人をいじめる人は雇いません!」という力強い言葉をもらったぐらいです。
また、外国人ばかりの環境だったということも、味方になったのかもしれません。
- フィリピン人の男女
- スリランカ人の男性
- 中国人女性(他店舗からの研修生)
彼(女)らと接して気がついたのは、すごくマイペースなところです。
もちろん海外でもいじめはありますが、みんなオトナの対応をしてくれたので、すぐに溶け込むことが出来ました。
ただ、一斉にシカトをする事件が、一度だけ起きたことがあります。
ロッカー荒らしには厳しい仕打ちが待っている
ある日、フィリピン人女性のロッカーから、現金2万円が盗まれる事案が発生しました。
まさかの盗難事件勃発に、従業員たちは疑心暗鬼に駆られていたと思います。
後日、待機室の片隅で昼寝をしていたフィリピーノ(フィリピン人男性)が、
みんなから、ハリーポッターのおじさん(魔法使いに似てる)と陰で呼ばれている遅番のおじさんが、わざわざ電気を消して、小銭をくすねている場面を目撃しました。
コイツで間違いない!とウワサはあっという間に拡散されました。
その日からフィリピン勢を中心とした、徹底した無視がはじまりました。
スタッフの待機室には監視カメラは取り付けられるし、居心地が悪くなったのは、言うまでもありません。
当然の報いとしか言いようがない。
さすがに人の財布からお金抜くのは、いじめられますよ。
共演NGはあるがフィリピーナの結束は固い
仕事っぷりがどうしても合わなくて、ケンカになったことがあるフィリピン人のおばちゃん同士がいました。
それでも普段は普通に接しています。
ただ、仕事では絶対に同じ班にはならないという、暗黙の了解はあります。
それでも彼女たちの横のつながりはすごく強く感じることが多いでしょうか。
良い評判も悪い噂もあっという間に広まるという雰囲気です。
女性スタッフ同士のイビリも、なかったように感じました。
日本で暮らすフィリピン人同士という想いもあるのか、いじめなんかよりも、おしゃべりに花を咲かせていたように思われます。
朝からタガログ語全開でペラペラ喋ってるんだけど、疲労が溜まってくる夕方になるとみんな無言になるのウケる。
黙々と仕事してますよね。
事故物件に置き去りは客室清掃のいじめなのか!?
フィリピーナは明るくどこか情熱的です。
ラブホの客室清掃を始めて数週間、彼女らと仲良く仕事できるようになった時の出来事でした。
なんと!大島てる的な客室に、お風呂掃除の途中だったポコマンをひとり置き去りにして、
次の清掃待ちの部屋に行きやがったんです!
さすがに「おらーーー!!」って言いながら彼女たちのいる清掃部屋に行きました。マジ怖かったです。
フィリピーナたち全員、爆笑でしたね。
事故物件だけはみんなで一緒に退室する!ってのが暗黙の了解なんです。
まとめ
外国人は自分のことに一生懸命、日本人は自分のことで精一杯。
外部リンク
職場いじめのよくあるパターン7選と被害時に役立つ対処法・相談窓口まとめ